コロナウィルスの影響は世界のほとんどの国や地域で終息の気配すら見せておらず、アメリカやブラジル、インドといった感染ではいまだ大規模な拡大が続くほか、フランスやイギリスといったヨーロッパのいくつかの国でも第2波が報告されています。もちろん日本とマレーシアも例外ではありません。
そのため、日本からボルネオ島への渡航がいつ再開されるかについての具体的な情報はなかなか報道されていませんが、このページでは複数のサイトをまわって集めたマレーシア・日本双方の政府から発表されたニュースをご紹介します。
1.マレーシア政府の発表
マレーシアのムヒディン・ヤシン首相は、8月31日までだった活動制限令(RMCO)を年内いっぱいの継続、入国者に対する政府指定施設での14日間の検疫も継続すると発表しました。条件付きで管理職や専門職、MM2H等の長期滞在ビザを所有する外国人の入国は可能となっていますが、海外からの観光客については年末まで不許可。また、9月7日より新型コロナ感染者数が15万人を超えるアメリカ、フランス、イタリア、ロシア、ブラジル、インド、フィリピン、インドネシアを含む15か国からは長期滞在ビザを含め入国が不可となりました。
参考:https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_28082020.html
2.日本外務省の発表
日本の外務省は9月1日、マレーシアを含むアジア5ヶ国との間で、14日間の自宅などでの待機は維持しながら双方向での往来を再開する取り組み「レジデンストラック」を開始することに合意しました。
ただし対象は「ビジネス上必要な人材等」とされ、詳細については対象国・地域ごとに調整」とあいまいです。また、下記サイトを見る限り手続きは煩雑です。
参考:https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html
3.その他
他のニュースでは、マレーシアは海外観光客の入国を2021年の Second quqrter(4月~6月と思われます)までクローズする、という発表もありました.
参考:https://asia.nikkei.com/Editor-s-Picks/Interview/Malaysia-likely-to-remain-closed-to-tourists-into-2021-minister
これらのニュースを統合すると、BCTJ関係者がボルネオに行くことができるのは少なくとも来年の春以降になりそうです…。新たな情報が入り次第、また報告します。