今回のボルネオカフェは自然写真家・阿部雄介氏のご登壇です。先日、BCTJカレンダー2023の発売を始めましたが今年も全ての写真は阿部さんの作品を使わせていただきました。
世界有数の生態系を包み込むボルネオの熱帯雨林。足を踏み入れる度に新しい発見に溢れています。ボルネオに魅せられた写真家・阿部雄介氏は毎年のようにボルネオに通い、美しいいのちの姿を写真に収めてきました。ボルネオ渡航がかなわない中で、膨大なコレクションの中から選りすぐった写真を選んでいただきました。
阿部さんは「カレンダーを通じて、特定のかわいい動物だけではなく熱帯雨林のあらゆる生命と多様性、貴重さを伝えたい」と言います。そんな思いがこもったカレンダーを作る意義と写真のセレクトについて、また写真やテキストだけでは伝え切れない熱帯雨林の魅力、現場での撮影裏話などをたっぷりお話いただきます。
ぜひご参加ください!
開催日時
2022年10月29日(土)午前 11:00 ~ 午後 12:00
内容
・ボルネオ保全トラスト・ジャパンの活動紹介
・阿部雄介氏のトーク
・質疑応答
参加方法・締め切り
下記よりお申し込み後、当日は100名までZoomでご参加いただけます。締め切り:2022/10/29 10:00 AM
お申し込み
阿部雄介氏プロフィール
岐阜県生まれ。東京農業大学 農学部農学科、セツ・モードセミナー デザイン科卒業。昆虫採集と釣りに明け暮れる少年時代を過ごし、学生時代から国内各地と世界各地を旅行。卒業後は商品撮影スタジオで助手を務めたのち、写真家の三好和義氏に師事し独立。紀行、ネイチャー、環境、食を始め、様々なジャンルでの取材撮影と、時に執筆も行う。世界の熱帯の自然や東南アジアの文化などをライフワークとして撮り続け、とりわけボルネオには2008年以来欠かさず通っている。
現在は、全日空グループ機内誌「翼の王国」、「ソトコト」、ヤマハ会員誌「音遊人」はじめ、様々な雑誌媒体で活躍。2009年にマレーシア・サバ州観光省主催の「サバ・ツーリズムアワード」にて、海外記事部門最優秀賞を受賞。2015年「明治神宮いのちの森プロジェクト」のフォトグラファー及びワークショップ講師を務める。2018年から2020年まで、日本の天然記念物のいきものを「翼の王国」の連載用に撮影。著書(共著)に、「まぼろしの大陸スンダランド オランウータンをそだてた森」(たくさんのふしぎシリーズ/福音館)、「アランセーターとハリス・ツイード」(万来舎)、「決定版 日本水族館紀行」(木楽舎)など。