毎年、撮り下ろしの写真でBCTJカレンダーを彩ってくださるカメラマン阿部雄介氏の写真展が山口県宇部市のときわ動物園で開催されます!お近くの方はぜひ足をお運びください。
熱帯雨林には多種多様な生物が生息しています。なかでも東南アジアのボルネオ島の熱帯林には15000種の植物と220種の哺乳類、680種の鳥類、数えきれない種類の昆虫などが生息すると言われ、「メガダイバーシティ」(生物の超多様性)地域のひとつとされています。その森に魅了された写真家・阿部雄介氏が撮り続けたボルネオの姿をたくさんの写真で紹介します。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、休館・休園していたため、中止としましたが、開園に伴い、期間・場所を変更して写真展を開催します。
期間
2020年6月13日(土)~7月5日(日)ボルネオの動物・昆虫
2020年7月11日(土)~7月26日(日)ボルネオの植物
会場
山口県宇部市則貞3-4-1 ときわ動物園 体験学習館モンスタ
主催
ときわ動物園
協力
東京農業大学「食と農」の博物館、認定NPO法人ボルネオ保全トラストジャパン
*新型コロナ対策について
マスク着用および3密の回避を促すほか、常時換気扇の使用、動物園出口側および遊園地側ドア、排煙窓を開放します。来場者が多く過密になることが予想される場合は、入場制限を行いがあります
阿部雄介
1969年岐阜県生まれ。東京農業大学 農学部農学科、セツ・モードセミナー デザイン科卒業。昆虫採集と釣りに明け暮れる少年時代を過ごし、学生時代から日本・世界各地を旅行。卒業後は商品撮影スタジオで助手を務めたのち、写真家の三好和義氏に師事し独立。紀行、ネイチャー、環境、食を始め、様々なジャンルでの取材撮影、時に執筆も行う。世界の熱帯雨林や東南アジアの自然・文化をライフワークとして撮り続け、とりわけボルネオには2008年以来欠かさず通っている。
現在は、全日空機内誌「翼の王国」、月刊「ソトコト」、ヤマハ会員誌「音遊人」はじめ、様々な媒体で活躍。2009年にマレーシア・サバ州観光省主催の「サバ・ツーリズムアワード」にて、海外記事部門最優秀賞を受賞。2012年、東北の被災地でのものづくりをテーマに撮影した写真が、日本国内、ソウル、カンヌにて「Crafting & Lifestyle of Japan」(Cool Japan Project)として巡回展示される。
2015年「明治神宮いのちの森プロジェクト」のフォトグラファー及びワークショップ講師を務める。著書(共著)に、「まぼろしの大陸スンダランド オランウータンをそだてた森」(たくさんのふしぎシリーズ/福音館)、「アランセーターとハリス・ツイード」(万来舎)、「決定版 日本水族館紀行」(木楽舎)などがある。