2018年11月3日、日本で唯一ボルネオゾウを飼育している広島県の福山市立動物園で開催された「福山市動物園まつり」に出展しました。
地域団体のブースが並び、地元の小・中・高校生もイベント参加している、地域密着のほのぼのとしたお祭りです。今年で8回目とのことで内容もより充実したものとなっており、たいへん賑わっていました。
ブースでは園の人気者であるボルネオゾウふくちゃんの故郷ボルネオ島の保全活動の紹介や、チャリティグッズを販売しました。
今年は、結核闘病中のふくちゃんを支援するクラウドファンディングが行われていることもあり、お客様のなかには「クラウドファンディングで知りました」という方も数名おられ、緑の回廊プロジェクトを応援するチャリティカンバッジ作りにも参加してくれました。ぬり絵バッジ作りも子どもたちに人気で、合計19,600円の募金を集めることができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
BCTJが動物園まつりに参加するのも今年で5年目。毎年気にかけてブースをのぞいて下さるお客さんや地域団体のボランティアの方が増え、ふくちゃんの知名度も高まり関心を寄せて下さる方も多かったように思います。
ゾウ舎周りには、日頃からボルネオの現状を伝えるパネルなどがたくさん掲示されているので、ふくちゃんを通じてパーム油の環境問題を知る人も多いです。
10月末に結核治療の投薬を終え、ひと区切りがついたふくちゃん。これからも元気に過ごしてもらい、ボルネオと私たちとの架け橋であって欲しいです。
小崎有紀(会員)