コロナウィルスが世界に広がり、海外渡航が厳しく制限されてしまいました。ボルネオに行くこともままなりませんが、そんな中でもできる活動はあります!すっかりインフラとして定着したZoomを使って連続オンラインライブ『ボルネオカフェZOOmトーク』を配信しています。
今回は動物園から離れ、BCTJの理事でありNPO法人日本オランウータン・リサーチセンターの代表でもある黒鳥英俊さんにお話を伺います。動物園でオランウータン、ゴリラ、チンパンジーの類人猿の飼育に長年携わってきた黒鳥さん。先日上梓された「恋するサル 類人猿の社会で愛情について考えた」も話題です。
退職後は野生動物の域内保全にも取り組み、BCTJの理事や日本オランウータン・リサーチセンターの代表としても活躍されています。今回は最新本にまつわるお話はスマトラ島での保全活動、その他いろいろとお話いただく予定です。また、今回はBCTJの活動についても前座で少しお話します。
開催日時
2月27日(土)午前 11:00 ~ 午後 12:00
内容
・BCTJ理事によるボルネオ保全トラスト・ジャパンの活動紹介
・黒鳥英俊さんのトーク
参加方法・締め切り
下記よりお申し込み後、当日は100名までZoomでご参加いただけます。締め切り:2/27 10:00 AM
*zoomアプリ(ミーティング用Zoomクライアント)をインストールされておくとよりスムーズにご参加いただけます。zoomアプリのダウンロードは こちらから:https://zoom.us/download#client_4meeting
お申し込み
黒鳥英俊
北海道函館市出身。茨城大学農学部畜産学科卒業後、京都大学大学院理学研究科後期博士課程を単位取得退学。1978年より東京都恩賜上野動物園や多摩動物公園に勤務し、ゴリラ、オランウータン、チンパンジーといった大型類人猿の飼育を主に担当。
2008年より認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパンの理事をつとめ、ボルネオゾウやボルネオオランウータンといった野生動物の保全活動を行う。2010年からは上野動物園で学芸員として教育普及や広報業務、および京都大学野生動物研究センターで動物園のオランウータンの研究を継続。2015年、37年間勤めた動物園を退職後は日本オランウータン・リサーチセンター代表やテレビの動物番組監修、専門学校やでの講師など幅広く活動している。
著書に『オランウータンのジプシー』(ポプラ社)、『モモタロウが生まれた』(フレーベル館)、翻訳書に「どうぶつの赤ちゃんとおかあさん」シリーズ『オランウータン』『ゴリラ』(共にスージー・エスターハス著、さえら書房)、監修に『東西ベルリン動物園大戦争』(赤坂桃子訳、CCCメディアハウス)など。