2022年7月27日に開催された理事会において、黒鳥英俊理事の新理事長就任および松田一希氏の新理事就任が選任されました。
黒鳥英俊 氏
京都大学大学院理学研究科後期博士課程を単位取得退学。1978年より東京都恩賜上野動物園や多摩動物公園に勤務し大型類人猿の飼育を主に担当。
2008年よりBCTJ理事、2010年より上野動物園で学芸員として教育普及や広報業務に携わりながら京都大学野生動物研究センターで動物園でのオランウータン飼育の研究に取り組む。
動物園を退職した2015年以後、日本オランウータン・リサーチセンター代表やNHKテレビの動物番組「地球ドラマチック」の監修、大学や専門学校の講師を務める。著書に『オランウータンのジプシー』(ポプラ社)、『モモタロウが生まれた』(フレーベル館)など。
松田一希 氏
北海道大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了。京都大学霊長類研究所日本学術振興会特別研究員などを経て現在中部大学創発学術院准教授。
テングザルの社会・生態学における論文多数。マレーシア国立サバ大学熱帯生物保全研究所客員研究員、京都大学野生動物研究センター特任准教授および一般社団法人日本霊長類学会代議委員を兼任。
著書に『The Natural History of the Proboscis Monkey』 (共著、Natural History Publications (Borneo)-2011)、『テングザル ―河と生きるサル―』(東海大学出版会)など。