ボルネオ保全トラスト・ジャパンでは会報誌『ボルネオの風』を年2回発行しています。今回、新しい会報が完成しました。今号の特集は「ボルネオの植物」です。
ボルネオ島の熱帯雨林では6,000種もの固有種を含む、15,000種を超える植物が複雑な生態系を織りなしていて動物たちのいのちを支えています。
ボルネオの熱帯雨林の主役といえば、その巨木と空飛ぶタネが有名なフタバガキ。森に暮らす動物たちの貴重な食料、イチジク。森の中で生きるための進化を遂げ、独特な生態を持つようになった着生植物や寄生植物。そして、それら熱帯雨林が消えていく原因であるアブラヤシについても特集。これも現在のボルネオ島を象徴する植物のひとつです。
巻頭では、ボルネオの熱帯雨林が持つ特性と特徴について大阪市鶴見緑地内の植物園「咲くやこの花館」名誉館長の久山敦氏に特別にご寄稿をいただきました。
会員/サポーターの皆様のお手元にまもなく届きます。お楽しみにお待ちください!