BCTJは所轄庁である東京都の審査を受け、認定NPOとしての法人格有効期間を更新することができました!令和10年4月までの5年更新となります。
認定NPO制度とは、事業活動や組織運営が適正に行われているNPO法人に対して「認定」される制度で、寄付金に対して税制上の優遇措置が設けられるです。特定非営利活動法人としての信頼、評価も高まります。2023年7月時点での全国のNPO法人数は50,183法人で、そのうち認定を取得しているのは1,273団体(2.5%)の法人が認定されている計算となります。
認定取得・更新の基準を満たすためには業務や会計の管理、書類の確認と準備、報告の徹底などさまざまな基準をクリアしなければなりませんが、逆に言えばそれを日々行うことで法人としての活動の質がより高まることになります。活動の質が高まれば、より継続した活動を行うこともでき、目標の実現に向けて歩みを進めていくことができます。
東京都庁の生活文化スポーツ局のご担当者様には書類確認、現地調査で大変お世話になりました。ありがとうございました。
これからもBCTJは「いのちをつなぐ社会のあり方について考え、伝えていくこと。 そんな社会を作り、持続可能な環境を未来へとつないでいくこと」の実現に向けて全力で取り組んでまいります。ご支援・ご協力のほどよろしくお願い致します。
認定NPO法人になるには
認定NPOになるためにはパブリック・サポート・テスト(PST)とよばれる基準を満たす必要があります。PST基準とは「その団体が一般の市民の方々から広く支援されていること」を客観的に判断する指標で、BCTJは「年間の寄付総額3,000円以上の寄附者数が100名以上である」という基準を満たしています。
つまり、みなさまからほ幅広いご支援があってこその認定である、ということです。今回の更新ももちろん、この基準をクリアしています。これまでのBCTJ活動をご支援くださったみなさま、また今後もご支援くださるみなさまのおかげです。本当にありがとうございます!
ほかにも、認定NPO法人であるための基準としては
- 事業活動のうち共益的な活動の割合が50%未満である
- 運営組織や経理が適切に行われている
- 事業活動の内容が適切で一定の条件を満たしている
- 適切な情報公開が行われている
- 所轄庁に事業報告書等を期限を守って提出している
- 活動において法令違反、不正の行為、公益に反する事実がない
といったものがあり、これらをすべて満たしながら日々の業務を行うことが求められます。
今回はBCTJにとってはじめての更新手続きだったため、更新のためには日頃から何をどの程度まで管理すればよいのかの正解が分からない5年間だったのが一番心理的にもハードでした。
更新基準をクリアしたことで「適切な活動」についての理解が深まりました。今後は自信を持って活動に邁進していきたいと思います。